[[index.html|一言芳談抄]] 巻之上
====== 10 慈円僧正入滅の後或人の夢に示して云はく顕密の稽古は・・・ ======
===== 校訂本文 =====
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慈円僧正入滅の後、或人(あるひと)の夢に示して云はく、「顕密の稽古は、ものの用にもたたず。時々せし空観(くうぐはん)と念仏とぞ、後世の資粮(しらう)となる。
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===== 翻刻 =====
慈円僧正(じゑんそうしやう)入滅(にうめつ)ののち。或人(あるひと)の夢(ゆめ)に示云(しめしていはく)顕密(けんみつ)の稽/ndl1-4r
古(こ)は。ものの用(よう)にもたたず時(とき)々せし空観(くうくはん)と念仏(ねんぶつ)
とそ。後世(ごせ)の資粮(しらう)となる/ndl1-4l
https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583390/1/4