[[index.html|一言芳談抄]] 巻之上 ====== 29 又或人に教へて云はく人の命はうまき物を大口に食ひて・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[ndl_ichigon028|<>]] 又、或人(あるひと)に教へて云はく((法然上人の言葉。[[ndl_ichigon026]]参照。))、「人の命は、うまき物を大口に食ひて、むせて死ぬることもあるなり。しかれば、南無阿弥陀仏と噛んで、南無阿弥陀仏とて、くと飲み入るべし」。 [[ndl_ichigon028|<>]] ===== 翻刻 ===== 又或人(あるひと)にをしへて云。人の命(いのち)はうまき物(もの)を。大口(ぐち)にくひ てむせてしぬる事もある也しかれは南無あみた仏/ndl1-7l https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583390/1/7 とかんで。南無(なむ)あみた仏とて。くとのみ入べし/ndl1-8r https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583390/1/8