[[index.html|一言芳談抄]] 巻之下
====== 63 中蓮房の云はく本願に帰し名号を信じてむ上は・・・ ======
===== 校訂本文 =====
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中蓮房(ちゆうれんばう)の云はく、「本願に帰(き)し、名号を信じてむ上は、念仏相応の教文(けうもん)なればとて、文(もん)に向かひて暇(いとま)を入れ候ふことは、みなこれ順魔(じゆんま)にてあるなり」。
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===== 翻刻 =====
中蓮房(ちうれんばうの)云。本願(くはん)に帰(かへり)し。名号(みやうかう)を信(しん)じてむ上(うへ)は。念仏
相応(さうおう)の。教文(けうもん)なればとて。文(もん)にむかひて。いとまを入候
事はみなこれ。順魔(じゆんま)にてあるなり/ndl2-5l
https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583391/1/5