[[index.html|醒睡笑]] 巻6 うそつき ====== 7 俗も出家も貴きも賤しきも人はただあるべきやうに振舞ふべし・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho6-126|<>]] 俗も出家も貴きも賤しきも、人はただあるべきやうに振舞ふべし。その分に過ぎたるは、かへつてその恥多かるべし。   何と涙の袖にあまれる   草も木も葉に随へる露の世に  祇公((宗祇))(([[n_sesuisho6-128|次条の「七字の口伝」]]と内容的に続く。)) [[n_sesuisho6-126|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 俗も出家も貴も賤も人は唯有へき様に   振舞へし其分に過たるはかへつて其恥多   かるへし    何となみたの袖にあまれる/n6-63r    草も木も葉に随へる露の世に 祇公/n6-63l