一言芳談抄 巻之下
<<PREV 『一言芳談抄』TOP NEXT>>
又云はく1)、「あの阿波介(あはのすけ)が念仏も源空2)が念仏も、全(また)くもて同じ念仏なり。『助け給へ、阿弥陀仏』と思ふほかは、別(べち)の念を発(おこ)さざるなり」。
又云あの阿波介(あはすけ)か念仏(ねんぶつ)も源空(けんくう)が念仏もまたく もて。同(おなじ)念仏也助(たすけ)給へあみた仏と思ふ外(ほか)は別(へち)の念(ねん) を発(をこさ)ざる也/ndl2-16r
https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583391/1/16