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隆房集

35 しばしだにいかで恋せぬ身とならん苦しきものを寝ても覚めても

校訂本文

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つかの間も忘るることなく、悲しければ、

  しばしだにいかで恋せぬ身とならん苦しきものを寝ても覚めても

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翻刻

 つかのまもわするることなく
 かなしけれは
しはしたにいかてこひせぬ身とならん
くるしきものをねてもさめても/s19l

https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100002834/19?ln=ja