隆房集
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「もし世の末に、ひまありぬべきたよりもや出で来る」と待ちこころむべきに、それもわが身の久しかるまじければ、かなふべきことにもあらず。
行く末をえこそ契らね定めなき世にながらへんわが身ならねば
もしよのすゑにひまありぬへ きたよりもやいてくるとま ち心むへきにそれもわか身の ひさしかるましけれはかな ふへきことにもあらす ゆくすゑをえこそちきらねさためなき よになからへんわか身ならねは/s37r
https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100002834/37?ln=ja