土佐日記
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二十二日に、和泉の国までと、平らかに願立つ。藤原のときざね、船路(ふなぢ)なれど、馬(むま)のはなむけす。上中下(かみなかしも)酔(ゑ)ひあきて、いとあやしく、潮海(しほうみ)のほとりにてあざれあへり。
廿二日にいつみのくにまてとたひら かに願たつふちはらのときさね ふなちなれとむまのはなむけす/kd-7r
かみなかしもゑひあきていとあや しくしほうみのほとりにてあさ れあへり/kd-7l
https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100421552/7?ln=ja